がんに負けない街、緑井へ ~胃がん・大腸がんゼロに向けた胃カメラ・大腸カメラ~
掲載日 : 2025/08/03
今更ながら正式ブログ第一弾です!

立派な手書き看板にびっくり!
2025年の5月に、広島市安佐南区緑井で開催した「がんに負けない街、緑井へ」というタイトルの講演会は、定員40名程度の会場が満席となり、臨時追加席も合わせ最終的に50名ほどご来場頂きました。足を運んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。 終了後のアンケートでは
「内容が分かりやすかった」「胃カメラ・大腸カメラの必要性が腑に落ちた」「話が面白く最後まで集中できた」
といったご感想を多くいただき、予防と早期発見への関心が、この安佐南区・緑井エリアで着実に広がっていることを実感しました。 実際に、講演を機にがん検診の予約やご相談が増えており、広島市安佐南区緑井という地域で“自分の命を自分で守る”一歩が確実に動き出しています。

緑井学区社会福祉協議会 緑井LMOの皆様、会場設営などありがとうございました!
私が繰り返しお伝えしたのは、
胃がん・大腸がん・食道がんを「できるだけゼロに近づける」
ための現実的な方法です。がんは、症状が出る前に見つけて対処できれば大きく将来が変わります。年に一度の便潜血検査は手軽で有効な入り口になり、必要に応じて胃カメラ(上部消化管内視鏡)や大腸カメラ(大腸内視鏡検査)につなげることで、早期発見・早期治療の可能性が高まります。 症状がない時こそ自身の健康に向き合う絶好の機会であり、特に40歳前後からは胃カメラ・大腸カメラをドックなどで計画的に検討していただくことをおすすめしています。
検査のみならず、そもそもがんを作らないためにも、生活習慣の整え方が重要です。加工肉などを避けた食事、適度な運動、禁煙、禁酒、適正体重の維持——どれも特別なことではありませんが、積み重ねるほどリスクは確実に下がります。検診と生活の見直しを両輪に、治せる病気は逃さず治し、早期の段階でどんどん見つける。こうした地道な取り組みが、家庭を、そして「安佐南区」「緑井」という地域コミュニティを守ると信じて、自分にできる医療を貫いていきます。
当院では、検査時のご負担をできる限り軽減できるよう配慮しています。
鼻からの細い胃カメラ、麻酔で眠ったような状況を安全に維持するスキル、そして院長が最も大切にしている内視鏡の操作スキル、これらを駆使しして可能な限り楽に検査を受けて頂ける環境を整えています。
まずは便潜血検査からでも構いません。結果を踏まえて、胃カメラ・大腸カメラが必要かどうかを一緒に相談しましょう。広島市安佐南区緑井周辺でがん検診・人間ドックをお考えの方は、いつでもご相談ください。
がんは「遠い他人話」ではなく、「いつかくるかもしれないあなたの話」です。
検診を受ける、生活を整える、家族とドックについて話し合う——それぞれ小さな一歩が、緑井を「がんに負けない街」へと近づけます。 悩んでいるけれど、不安もあって一歩がでない方も多いと思いますが、どうかこの機会に一歩踏み出してみてください。私たちは、皆さまの健康を支える地域の医療パートナーとして、これからも分かりやすく、誠実に情報を発信し、がんの撲滅に向けた診療を続けていきます。
そして、講演会の最後に、弾き語りを急遽リクエスト頂いたので、ぶっつけ本番で演奏しました!
またの機会があればもっと練習して、曲の構成を練っておくので、ぜひ皆様ご参加ください!