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長らくご迷惑をおかけしておりましたが、7月より2代目院長が安定して診療する体制となりました。父は非常に珍しい白血病で急逝しましたが、病床に伏してなお、最期まで近隣の患者様のご体調を案じておりました。

私が幼い頃、父は家にほとんどおらず、外科医として日々手術に明け暮れておりました。メスを置いた後もこの緑井で患者様の診療に全力を尽くしておりました。「病気を早く見つけて、すぐに治療に繋げる事ができた時が一番うれしい」と不器用な笑顔で話してくれた日を今でも覚えています。

父が使い込んだ教科書やメモ帳などを見ると、未だに涙を禁じえませんが、「あとは任せた」と言われた息子の私が、父に代わり患者様の診療に全力であたらせて頂きます。

これから様々な変更点などもあるかとは思いますが、患者様が「より良く生活する」ために最善のサポートが出来るよう尽力いたしますので、今後とも何卒よろしくお願い致します。